積読(つんどく)日記

本はただ机の上に積んであるだけ・・・の状態で日々過ごしています。新聞や雑誌・映画・テレビなどから、気になったことを書いています。

映画「日日是好日」

中年以上の評価が高いらしい。

樹木希林さんが出ているという事で話題にもなっている。

撮り方がきれいだった気がした。

 

今は夏なのにとか、冬なのにとか、近年季節の変わり目がよくわからなかったりする。

掛け軸、茶碗一つで季節が感じられる生活っていいなと思った。

せめて家の中、しつらえに少し意識していきたいものだ。

 

昔お茶は少し習っていたことがあるのだけれど、どうも あの"静"が自分には間が持たなくてやめてしまった。

歳をとって、今からなら続けられるかな?

主人公は、学生時代にお茶に出合って、それから25年ずっと続けている。

「○○とともに歩む人生」

○○のある人がうらやましい。

 

 

女優 樹木希林

女優樹木希林が亡くなった。

連続テレビドラマに出て、郷ひろみと歌を唄っていた頃、身体の動きが軽快でユニークな人だなと思っていた。日常生活はいろいろ大変そうで、ワイドショーをおもしろく見ていた。

客観的に見ていたのに、大きく印象が変わったのは、映画「あん」を見てからだ。

「この人は、マジ、本物、ちょっと違う」

それからいろいろな媒体に登場するたび、注目して見ていた。

そこで語られる言葉や文章、文字、絵、自らデザインされた洋服や作品、記憶にとどめておきたいものばかりだった。

昨日の告別式で述べられた是枝監督の弔辞も、娘の也哉子さんが喪主代理で挨拶で語られた言葉も、樹木希林さんを反映されたような、飾りではない嘘偽りのない言葉に、身内でもないのに泣いてしまった。

「おごらず、人と比べず、面白がって平気で生きればいい」

「死ぬ時ぐらい好きにさせてよ」

樹木希林という小石がぽとっと私の心に落とされて、静かな水の輪が広がる感じ。

社会にも水の輪が広がって、どこか遠くから変化が起こってくるかもしれない。

心からご冥福をお祈りします。

 

 

 

NHKドラマ「透明なゆりかご」

この半年NHK朝ドラ「半分、青い。」は、欠かさず見続けた。

残すとこあと一週間、どんな最後になるのだろう。

TBS「義母と娘のブルース」先日最終回を迎えたが、これもずっと見ていた。

どちらも日常がドラマチックに描かれていて、展開がユニーク。おもしろかったし、グッときて泣ける場面も多々あった。

よく泣いたのは、NHK「透明なゆりかご」。

コミュニケーション下手な看護学科に通う女子高生が、産婦人科でアルバイトをする。そこで起きる出来事を描いた作品。

「コミュニケーションをとるのが下手で看護師って大丈夫?」って思うけど、主人公が成長していく姿を見ると、コミュニケーションの上手下手より大事なことがあると思わされる。

主人公を演じる清原果耶は、ドラマ主演初めてだったらしいが、この役にぴったりだった。

 

 

 

 

映画3本

毎日「暑い!暑い!」と言っているうちに、9月に入った。

2か月ブログの更新があいてしまった。

何をしていたのだろう??

 

映画を立て続けに見てきた。

マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー

劇中アバの曲がずっと流れている。一緒に口ずさんでみたり、足でリズムをとったり、アバの世界に浸った。

今から子どもを持とうとしている人は、出産が楽しみになるのでは?

今子どもの反抗期で「腹立つわー!」と思っている人は、ちょっと子どもができた時の事を思い出したりして、後半ほろっときた。

 

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス

去年だったか、キューバ音楽をライブで聴いたことがある。

とても気持ちのいい音楽だった。

その時、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」という映画の名前を聞いたのだが、見たことがなくて、ずっと気になっていた。

これはその続編。ドキュメンタリーだ。

1997年、当時92歳のギタリストほかキューバのミュージシャンが作ったアルバムが世界的な大ヒットとなり、世界を回る様子を収めたのが前編。

その18年後、グループの活動を終わらせる世界ツアーの様子を収めたのが本編。

事前情報があると見やすいと思う。

キューバの音楽がずっと流れている。

演奏・歌、素晴らしい!

発声が、どこか懐かしい感じ。

若い人が見ても、80代・90代の人が見ても元気づけられそうな気がする映画だった。

自分の魂が喜ぶことをずっと続けられたら・・・・見ていてそんなことを思った。

 

オーシャンズ8

これはもう、ゴージャス!

単純なストーリーで、特に、何が、どうって事ないのだけど、単純な私は徐々にはめられていったようで、途中からはらはらドキドキだった。

つくづく素直な私。

 

広島でも「カメラをとめるな!」の上映が始まった。

近いうち見に行こうと思っている。

人が多いだろうな。

 

映画いろいろ

梅雨に入って、うっとおしい日が続きます。

楽しい気分になりたくて、映画「家に帰ると必ず妻が死んだふりをしています」を見てきました。

家に帰ると必ず妻が死んだふりをしているなんて、その答えはなんだ?

過去で思考を停止させない、「月がきれいですね」の横でなんと答えるか。

妻の努力に笑い、ちょっぴりじんわり。

 

次にきれいな景色を見たくて「50回目のファーストキス」を見ました。

山田孝之長澤まさみ、ハワイのきれいな景色とふたりの落ち着いた演技で、安心して映画の世界を楽しみました。

 

そして話題の「万引き家族」。

これはやっぱり、ちょっと抜けてる感ありましたね。

社会の中で起こる難しい問題を120分の中に収めるなんてすごいと思う。

是枝監督の頭の中の編集作業を見てみたい。

最後、大事だね。

 

 

 

 

 

「平気で生きて居る事」

今日の読売新聞、テレビ番組のページを一枚めくると、犯罪加害者の子どもの、事件後を追った記事があった。

自分が犯した事件ではないのに、身内が犯したことでずっと苦しめられている。

つらいだろうな。

そのページからトップページに向かって飛ばし飛ばしページをめくっていく。

途中コラム「四季」に目が留まり一読。

 

「風になびく富士の煙の空に消えてゆくへも知らぬわが思いかな」西行

「私はどこへ行こうとしているのか。これからどんな人生を歩むのか。(略)」長谷川櫂氏の解説と「5000回に寄せて」の一文があった。

うるっときたところで、最後トップページにたどり着くと、この「四季」連載5000回記念対談の案内があった。

また、ページを戻っていって、俳人長谷川櫂氏と臨済宗円覚寺派管長横田南嶺氏の対談を読んだ。

正岡子規の随筆集に「禅宗の悟りは「平気で死ぬる事」と思っていたが、「如何なる場合にも平気で生きて居る事であった」」と書かれてあるそうだ。

 

最初に読んだ加害者の子どものことが思い出された。

 あの加害者の子どもさん、「いま、生きて居ること」を心のどこかで思いながら生きているのかな。