積読(つんどく)日記

本はただ机の上に積んであるだけ・・・の状態で日々過ごしています。新聞や雑誌・映画・テレビなどから、気になったことを書いています。

日本霊異記

日本霊異記』(上・中・下)多田一臣校注筑摩書房 2010年読む
日本国現報善悪霊異記 諾楽(なら)の右京の薬師寺の沙門景戒(きょうかい)録(しる)す
以下抜き書き

チマタのチはミチのチ
サケブ・ナク・ワラウ・・・異世界に働きかける特別な意味を持つ行為
路・・・異界にもつながる神秘な空間として捉えられていた・
古代人の意識の中では、七つ八つの前後を、人間の成長の一つの節目と捉えていた。
本書では、親子であっても経済的には独立した関係と捉えている。
乳(チ)と血(チ)は共通する意味を持っていた。一般に「チ」とは強い霊力を持つものを示す言葉。(P44)
マツリ:根本は食べ物の献上 地獄は飢餓の世界
「体」と「身」、本話では「体」と「身」がきちんと区別されている。
「体」:霊魂が冥界に召された後の肉体。容器としての肉体。カラダのカラは、殻にも通じる。内部が空虚な容器。
「身」:生命を持つ肉体。霊魂が備わった肉体=「身」と呼ばれる。
表相思想:未来の出来事の前兆、目的は、表相を知ることで未来に起こる災禍を未然に防ぐところにあった。陰陽道への強い関心
無記無罪:無自覚のまま、罪を犯すこと。そのような罪であっても、因果応報の原理はきちんと適用される。無意識の中で罪を犯す→その応報がいつどのように現れるか全くわからない。「無記無罪」の報いへの畏れが切実→だから「表相」を知ることに関心が向く。
「宿縁」「恥」の感覚。



 

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