積読(つんどく)日記

本はただ机の上に積んであるだけ・・・の状態で日々過ごしています。新聞や雑誌・映画・テレビなどから、気になったことを書いています。

『赤ヘル1975』

広島の本屋に行くとカープコーナーがあって、いろんなカープ関連本が置かれている。

去年の活躍もあり、今まで以上に目につく。

その中で重松清著『赤ヘル1975』(講談社文庫)が目に留まった。

1975年春に広島へ転校してきた中学1年生の男子と、地元の子どもたち、親、地域の大人との交流を、カープ初優勝への快進撃を織り交ぜながら書かれている。

 

転校生「よそモン」が、カープのこと、原爆のこと、他の地域で起こった空襲のこと、いろんなことを知って、考えて、成長していく。

本に書かれているいろんな出来事を「あ~、そうだった」と思い出し、笑って、泣いた。

懐かしかった。

 

1975年私は高校1年生だった。当時の我が家は、野球が始まるとテレビのチャンネル権は父に移り、ふてくされて勉強机に移動し、試合が長くなってテレビが延長放送に入ると仕方なくお風呂にはいる。出てみると、だいたいカープは負けていて、いつも「よいよ、つまらんのぉ~」と父がぼやく、というのが常だった。

それがこの年、いつも「はよお風呂はいりんさい!」と試合を見続けている父に怒っていた母が、一緒にテレビで試合を見るようになった。

カープ女子の始まりは母親世代からじゃないかと思う。

 

 

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