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積読(つんどく)日記

本はただ机の上に積んであるだけ・・・の状態で日々過ごしています。新聞や雑誌・映画・テレビなどから、気になったことを書いています。

『空白の天気図』

『空白の天気図』柳田邦男著 (文春文庫)

最後まで読み切れるかと不安に思いながらコツコツ読んでいるうちに、徐々に入り込んで読み終えた。

 

去年だったか、宮浜温泉に向かっている途中「京都大学・・・・」と書かれた石碑を車中から見つけて、なぜここに京都大学?と不思議に思ったことがあった。

この本で、京都大学から原爆被害調査に来た人たちが、昭和20年9月枕崎台風の山津波で命を落としているということがわかった。

まさか広島市外で、台風被害で亡くなることになろうとは、学校関係者、ご家族、誰も思わなかっただろう。

 

原爆の影響が台風の被害をさらに大きくし、8月には火に焼かれ、9月には水に襲われ、昭和20年、どんなに大変な年だったことか。

食料もなく、交通手段もない中、歩き回って被爆の状況、台風の被害状況を調査してこられた気象台員の方々がどんなに苦労されたか、頭が下がる。

 

いつかこの本が映像化されないだろうか。

漫画とか、連続テレビアニメとかはどうだろう。

 

人間の、日々の仕事の積み重ねがどんなに大事なことか、また、仕事が、こんなに大変な人災・天災を乗り越えていく支えになったこと、伝えていきたいことだ。

 

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