積読(つんどく)日記

本はただ机の上に積んであるだけ・・・の状態で日々過ごしています。新聞や雑誌・映画・テレビなどから、気になったことを書いています。

歌「瞳を閉じて」

NHKテレビ 3月21日 あの日 あのとき あの番組「瞳を閉じて~ユーミンが贈った”旅立ちの歌”~」

 

夜中に一人、録画していたのをぼーっと見始めた。

松任谷由実を招いて1976年、1988年、2015年に放送した番組を振り返っていた。

 

長崎県奈留島に住む女子高生が、松任谷由実(当時荒井由実)のラジオ深夜番組に、自分たち分校の校歌を作ってほしいと依頼して、作詞作曲荒井由実「瞳を閉じて」が出来上がった。

実際には校歌にならなかったが、島の人たちが唄いつないでいるそうだ。

 

その様子を、1976年テレビ番組「新日本紀行」では、依頼した女子高生の島を出てからの生活や、島に残った人たちの生活を追っていた。

家庭それぞれの事情で、高校を卒業したら、島を出たくなくても出ざるを得ない、また、出たいのに出られないそんな若者たちの様子が映っている。

高校を卒業した若者男性3人が、小高い場所から海を見ながらギターに合わせてこの曲を唄っているシーンがあって、この曲が自分たちの歌になっているんだなぁとわかる。

海の景色がきれいで、聴いていて、とても心地いい。

その後、この曲が教科書に掲載される事になり、1988年歌碑が作られ、除幕式に松任谷由実が出席した時の様子、そして、2015年、この高校の女子生徒が松任谷由実インターネットラジオに「奈留高校の創立50周年式典にぜひ来ていただきたい」とメールを送り、実現した様子も番組になっていた。

 

この島は、1976年当時5000人くらいの人口が、今は2000人ぐらいになっているらしい。

 

最初「新日本紀行」のテーマ曲が流れてきて、子どもの頃はこの曲をなんだか重くて怖く感じていたのに、深く記憶に残る曲だったのだろう、懐かしいなーと思い見続けたのだが、当時の人々の映像が流れ、何度も流れる「瞳を閉じて」の曲を聴くうちに、最後まで涙とともに見てしまった。

 

番組によって、風景と共にこの曲はまた歌い継がれていくだろう。