積読(つんどく)日記

本はただ机の上に積んであるだけ・・・の状態で日々過ごしています。新聞や雑誌・映画・テレビなどから、気になったことを書いています。

エキストラ体験

小学校1年生の時、学芸会で鶯学校の先生の役をした。

舞台の上で緊張して立っている自分の姿と、見ている人たちが大笑いをして楽しんでいた光景を覚えている。

「死ぬまでにやりたいことの一つ、一度でいいから画面の中に入ってみたい」そんな話をしたら、「エキストラにいけば?」と教えてもらった。

 

去年と今年、今秋上映の映画「鯉のはなシアター」と「恋のしずく」2本にエキストラで参加した。

 

恋のしずく」はオーディションがあり、こういう場にも人生で初めて参加してみた。

地域で撮影されるということで、高齢の方から小学生までたくさんの方が来られていて、会場に入ったとたん「しまった!場違いなところに来てしまった!」と緊張してしまった。

12人ぐらいのグループが次々舞台に上がって、監督からの指示に従うのだが、「こりゃ無理だ、どうしよう、でも来たからにはその場に溶け込まないと・・・」と、前のグループがやっていることを見て予習して、演技?してきた。

びっくりしたのは監督がすぐそのグループの人たちの名前を覚えていかれる事!

やっぱり記憶力がないとこういう世界ではやっていけそうにない。

この日の会場だけでなく、ほかでもオーディションされていて、遠方からも来られていたようだ。これをきっかけに映画や芸能界に入って頑張りたいと思う人たちもおられるのだろう。

こういうことが日本中いろんなところで行われていて、その中で活躍していく人たちはほんの一握りで、やっぱり大変な世界なんだと実感できた一日だった。

この募集に申し込んだ人たちに、後日実際の撮影日で行ける人の呼びかけがあり、近場の撮影に私も申し込んだ。

10人ぐらいのエキストラ参加があり、待ち時間がずーっと、ずーっと続き、私の年齢では少々くたびれてしまったが、こんな経験はもうないだろうと、朝から夕方まで頑張った。

エキストラは、初めて顔を合わせた人たちで、時間がたつにつれいろんな話をした。

もう次に会ってもわからない、会うこともないだろう、そんな気持ちも働いたのか、話す時間がたっぷりあったからか、しょうもない話でも、今まで人に思いっきり話すことがなかった話ができた。

日常は、どこか話す相手や状況・時間など何かで、心にブレーキをかけている。

相手の方がじっくり聴いてくださったからか、この時間がとても幸せで、人生の中でこんな一日が持てたことがとってもうれしかった。

冒険だったけれど、ご褒美をいただいた気がした。

 

これに味を占めて、「鯉のはなシアター」も近場で撮影ということで、エキストラ募集に申し込んだ。

これは「風景としてそこにいる」というのではなく、演技をしないといけなかった!!

めっちゃ疲れた!!

日常しない事だもの。

「私、大丈夫?」と思いながらこの映画見てきた。

頑張っている顔が、ちらっ、ちらっと映ってた。

冥途の土産になった。

きっと向こうで親にあったら、「あんたおかしなことするのぉ」って笑うことでしょう。でも、カープの映画に出たと言ったら喜んでくれるだろう。

 

そして「恋のしずく」、私が参加した場面は、カット!

残念!

でも、映画よかった。

今人生の選択に迷っている人、思い悩んでいる人、見てほしい。

悩んでいる過程をお互い信じて支えあう友人を持てたら、財産だよね。

 

「鯉のはなシアター」は上映終わったみたい。ブログに書くのが遅くなった。