今まで、我が家でも子どもの将来について考え迷い悩みしてきた。
いろんな本を読んだり、新聞の人生相談で似たような話しがあると注意して読んだり、人に聞いたり、また話を聞くこともあった。
ずっと、どうあるのがいいのかヒントを探し続けていた。
このネットニュース、鴻上尚史氏の意見が私にはベストアンサーだった。
最近もしもう一度子育てをするならどうするか、一人で想像して楽しんでいる。
生まれたらただひたすらに、おっぱいをあげて、たっぷり寝させて、起きたら話しかけて、歌を唄って。
外遊びができるようになったら、おむすび持って外で気が済むまで遊ばせて、雨が降ったら家でお絵かきしたり、工作したり、本を読んだり。
「おなかがすいた!」って言ったら、一緒にご飯の用意。
単純にこの繰り返しでよかったな。
自分が唄ったら音痴な子になるんじゃないかと不安だった。
絵を描いても字を書いても、下手なのが映りそうで怖かった。
三食時間通りにしっかり食べさせないといけないと思いすぎていた。
いつも時間に追われていた気がする。
時間がありすぎて、余裕がなかったってところでしょうか。
時間がなかったら、手を抜いて、人にも強く頼り、自分が楽になるよう工夫もし、気持ちに余裕を持とうとしたかもしれない。
どうあれ、母親は一生懸命なのです。
最近見たテレビで、「小学五年生までに子どもに自分の将来を決めるように言っておいたほうがいい」と言っているのを聞いた。
必ずそうしなければいけないというのではなくて、子どもに意識的に考えさせることが大事らしい。
確かにそうかも。
「とりあえず学歴があれば人生の選択肢が広がって、安泰な生活が送れるだろう」と思いがちだけれど、むしろそれゆえ子ども自身、選択を狭めることになるのかもしれない。
とにかく親は子どものサポーター。
子どもの選択を応援したい。