以前放送されていたNHKBS「THIS IS US」の続編が今放送されている。
あれ?これで終わりって不思議に思っていたのだが、続きがあったんですね。
納得。
このドラマ、時代が前後していたり、登場人物の場面がいろいろ変わったりで、その構成になれるのに時間がかかった。
だんだんわかってくるとじんわり、心に響く作品だ。
白人夫婦に三つ子が誕生したのだけど三番目の子どもは亡くなった。死産だったかな?
その日消防署の前に黒人の男の子が捨てられ、病院に保護された。
この夫婦がこの子を引き取り育てていく。
日本では想像つかない状況だ。
アメリカ社会でも難しいのではと思う。
成人した三人の子どもそれぞれの今の状況に、成長していく過程で起こった家族のいろいろな出来事を挟み込みながら、ドラマは進んでいく。
捨てられた男の子は、結婚し子どもを持ったところで、自分も不遇な状況にいる子どもを引き取り育てようとする。
二人の白人の子どもたちもそれぞれ問題を抱えている。
三人は互いの理解者だ。
文化は違えど、親になろうとする覚悟、親自身の気持ち、きょうだいの気持ち、支えようとする人たちの気持ち、伝わってくるものがある。
テーマ曲を聞いていると、小さい頃や昔を思い出した時、何かに優しく包まれたような、ちょっと切なくなるような、苦くて酸っぱい感じにもなる。
いい曲だと思う。
NHK大河「いだてん」が、時代が前後したり、人物の登場場面がいろいろ変わったりでよくわからない・・・という感想を持ちながらもスタートからずっと見ている。
このドラマも、
でも見ていくうちに、なんとなくはまっていくという感じで、こういう構成に慣れたからか、「いだてん」もそのうち大きな流れになっていくのだろうと期待している。
この文章も二つのドラマの話が混ざってよくわからなーいと言われそうだが、今までは学校の歴史も時代の流れを順を追って学んでいくスタイルで、ドラマも大体年代を追っていくものが多くて流れの中で時々回想シーンとして過去が入ってくるというのが多かったと思う。