先日ポストに配布されていたウェンディ広島3月号「本音のエッセイ 終活にまつわる大きな誤解」(葬儀相談員 市川愛)を読んだ。
101歳まで生涯現役ジャーナリストだった武野武治(むのたけじ)さんの「死ぬ時が人間のてっぺんなんだ!」という言葉を紹介していた。
市川氏は「この言葉に出会ったとき、私は雷に打たれたような衝撃を受けた」そうだ。
「生まれてから死ぬまでの一生を大きなアーチ状に捉えているのではないだろうか?・・・・人間の価値とは、体力と同等に量られるべきものだろうか?・・・・終活を通して明るく前向きにてっぺんの角度を上げていくような生き方を見つけてほしいと願ってやまない。」と結んである。
最近身体に不具合が続いてやっぱり歳のせいかなと小さくなっていく自分を感じている。
断捨離して身軽になっていくのはすっきりしていいなと思う反面、なんか寂しさもある。
何かに手を出せばまた荷物が増えるなんて思うと、ちょっと手を出しにくくなったりする。
この記事を読んでちょっと「終活」を明るく捉えられるようになった。
「気持ちのいい最後が迎えられるように生活」していけばいいんだ。
上機嫌で過ごすのだ。
しかし、しかし、新型コロナウイルスの蔓延で、なんだか気持ちが沈みがち。
のーてんきではいられない。
何とか早く終息していきますように。