「鬼滅の刃」 第二夜ー那田蜘蛛山編ー
第一夜で慣れたからか今度は楽に見られた。
テレビで連続で放映されて、この流れで映画見に行こうと思った人が増えたというのはうなづける。
うつらうつらしながら見た私でもちょっと劇場行ってみようかなって思ったから。
もう20年以上前になると思うがシュタイナー教育の講座に行っていたことがあった。
その中で童話に関する話があった。
グリム童話とか昔話にはずいぶん残酷な状況が描かれていたりするが、大人と子どもの受け止め方が違う。
「大人は理性が勝ってそんな悪いこと」と思いがちだが、子どもには「勧善懲悪、悪いものは悪い、悪いものは必ず罰せられる、そのことが明確に伝わることが大事」と言われていたと記憶している。
耳で聴くことで想像力を働かせる、「聴く」ことを推奨されていた。
私が持った違和感はここだ、目で見せる必要があるのか。
文字のストーリーでよくない?
これはもう商売のための映像化、キャラクターが描かれている商品がずいぶん売れるらしい。
でも、この映像化で大人が楽しめている。
なんだかねー。
時代設定が現在ではなく、漫画の世界の話。
私が小さいころも、漫画のページを繰るのが怖いものもあった。
怖かったら見ないよね。
この映像見ていたら、ただ怖いだけでなく楽しめるような工夫もあるようで、そこが救いになっている。
と、まぁ、こんなことを考えた。